よりそうシステム、繋がる未来。

導入事例:File no.1 【株式会社 ナカノオート 様|Nigata / Nagaoka】

日本有数の米どころ、新潟県。どこまでも続く田園を黄金色に染める稲穂の波は、まさに圧巻の風景です。豊かな雪解け水が育んだお米は一粒一粒が輝き、そこから生まれる銘酒は芳醇な香りで人々を魅了します。この大地の恵みは、実直で丁寧な仕事を尊ぶ新潟の気質そのもの。そんな米どころの心意気が、人々の暮らしにも温かく息づいています。今回は新潟県長岡市にある株式会社 ナカノオート様をご紹介します。

株式会社ナカノオート創業者、中野功氏のポートレート写真

ナカノオート様の原点。創業者・中野 功氏のルーツ。人が人を想い、未来へとバトンを繋いでいく。ナカノオートの物語は、創業者・中野功氏の壮絶な人生そのもの。その不屈の精神と、海よりも深い愛情は、どこで育まれたのか。すべての原点である「ルーツ」を紐解きます。

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【今日から明日へ】

趣味の蝶々採集

【礎】厳格な祖父の教えと、家族の絆。

昭和18年、東京・小石川に生を受けた中野氏。戦争の記憶が色濃く残る時代、親代わりとなって厳しくも温かく育ててくれたのは、軍人だった祖父でした。挨拶や礼儀作法、勉強に至るまで、その教えは徹底していました。戦後の何もない時代を生き抜く強さと、人としての正しさを教えてくれた家族の存在。それが、中野氏のゆるぎない人間性の「礎」となりました。

山に魅せられて

【鍛錬】山が教えてくれた、挑戦と挫折、仲間の尊さ。

少年時代の情熱は、すべて「山」へと注がれました。夜学で働きながら稼いだお金を握りしめ、数々の険しい岩壁に挑む日々。しかし、その道はあまりにも過酷でした。目前で破れたヨーロッパ遠征の夢、そして二度の遭難事故でかけがえのない仲間たちを失うという悲劇。何度も絶望の淵に立たされながらも、「彼らの分まで登らねば」と立ち上がる不屈の精神は、この山での経験によって鍛え上げられたのです。

【転機】息子への誓い ― 山との決別、仕事への覚悟。

「バカどこ行ってた!子どもがひかれたぞ!」
山に登っている最中に聞いた、息子の事故を知らせる叫び声。意識不明の我が子を前に、中野氏は深く、深く反省します。「自分は自分勝手なことばかりやっていた」。家族への愛と、守り抜くという強い覚悟が、その人生観を根底から覆しました。山の道具一式をタンスに封印したその日、すべてを仕事と家族に捧げる「仕事バカ」としての第二の人生が幕を開けたのです。この大きな決断こそが、ナカノオートの成長の原動力となりました。

【信念】社員は家族 ― 揺るぎない経営哲学の原点

山で培われた「徹底的に準備し、決断したら揺るがない」精神は、経営の道でも貫かれました。40数年間一度も赤字を出さなかった粘り強さも、60歳でトラック事業に挑戦した決断力も、すべてはその現れです。しかし、その根底に流れるのは、どこまでも温かい「社員は家族」という想い。忘年会では新入社員にまで自らお酌をして回り、一人ひとりの人生に寄り添う。この深い信頼関係こそが、ナカノオートという会社を、この業界の「光」たらしめているのです。

新店舗全景

~創業者、父への思いとナカノオートの未来に向けて~

親父、あなたの子で本当によかった。

創業の雑誌「今日から明日へ」には、会長の人生の歩みが詰まっています。
会長は、その生涯を通じてたくさんのことを私たちに教えようとしています。
病に蝕まれ、片足を失ってもなお、その姿によって、生きることを教えてくれています。
ナカノオートの歴史を築き、未来につながる道を私たちに示してくれました。
自信とやる気を与え、決断を促し、頑張れと背中を押してくれます。
ああ親とは、なんと愛に満ちていて、偉大なんだろう。

会長と対話していく中で与えてもらった、子を思う親の深い愛を、これからもずっと、
社員という家族に与えていけるよう、会長と私の想いを企業理念に込めました。

「明日のくらしをもっと幸せにできる “家族” を増やそう」

この企業理念を大切に、家族一人ひとりが人生の最高責任者として、自信を持って
「自主自立」して、輝ける場を提供すること。

多く学び、得た知識を生かして、顧客の喜びを考働し続ける家族を増やすこと。
困難に負けず、人生最後の時に後悔なく「いい人生だった!」と思えるような、
力強い生き方を応援すること。
これらを胸に、会長と私の想いを未来に結実させるため、この先の人生を歩んでいきます。

私たちならできる。
親父、私たちは、あなたの子なのだから。

ここまでの内容は、ナカノオート様のサイトより引用させていただきました。

ナカノオートロゴ

株式会社ナカノオート

様|〒940-2023 新潟県長岡市蓮潟町308-3(長岡北スマート流通産業団地)

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新潟・長岡地域にお住まいの方へ一緒に成長し 感動を分かち合える仲間を 募集しています

長年、地域とともに歩んできたナカノオートは2024年9月、長岡北スマートIC近くに新たな拠点を構えました。これからもこの地に根ざし、たくさんの「感動」をともに感じ、生み出していく仲間をお待ちしています。未経験・新卒・第2新卒の方も大歓迎!
ナカノオートの挑戦と歩みを、自分自身の成長につなげてみませんか?

あすさくは クルマの総合相談所

あすさくはクルマの総合相談所相談からアフターフォローまで おまかせください

【車検 car inspection】お客様が安心してカーライフを送れるよう、プロの整備士がお客様のお車の使用状況に合わせた適切な整備を行います。【整備・点検 maintenance & inspection】一般整備・修理・オイル交換・タイヤ交換・鈑金塗装・各種保険についてなど、車検以外でもお車に関することはお任せ下さい。

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システムは、もっと人に寄り添える。〜 中野 澄社長様へのインタビュー 〜The system is more supportive of people.

中野澄氏のプロフィール株式会社ナカノオート代表取締役。

2001年、自動車の整備見習いとしてナカノオートに入社。
南長岡店の立ち上げや店舗責任者、本社にて車検のコバック店長、営業、専務を経て、2013年事業承継により代表取締役に就任。社員の成長につながる投資、将来的には独立支援も見据えた人財育成に力を入れている。

2024年9月に新潟県長岡市蓮潟町308-3(長岡北スマート流通産業団地)へ本社を移転し、新本社を拠点として、地域の人や企業とともに長岡全体をマネジメントする「未来の長岡経営ビジョン」を掲げている。

趣味は植物を育てること、ひとりの時間を楽しむこと。

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「夢」― ロードマップの実現へ向けて。〜 新店舗開店までの軌跡 〜The path to opening a new store.

1.移転を目指した背景と長岡市の土地事情

長岡市では5,000坪を超える大きな土地が空いていませんでした。そんな中2016年に地域経済の活性化や定住人口増加を目的に「長岡北スマート流通産業団地」の開発が決定、最初で最後のチャンスだろうと、会長と夢を大きく語り合いました。当時4つに分かれていた事業所を一つに集約し、社員に「効率」と「余裕」をもたらしたい。「ここで働きたい」と思ってもらえる採用にも悩まない労働環境を実現しようと語り合いました。しかし、2018年に開始された分譲は一期、二期と続けて不採択。正直、心が折れそうになりましたが、私たちの熱意を伝えようと60ページを超える資料を作り込み、三度目の挑戦をしました。それは父が亡くなった後、「これが最後のお願いです」という祈るような気持ちでの申請でした。…取得決定の連絡をいただいた時は、本当に言葉になりませんでした。天国の父に、ようやく約束を果たせたと感じた瞬間でした。

2.移転と合わせ大きな決断への準備

以前の私たちは、車検のFC店として低価格訴求の車検をメインに事業を拡大していました。おかげさまで業績は好調で、ピーク時には年間4200台の車検を行い、毎年110%のペースで成長を続けていたんです。しかし、その裏側でずっと疑問を感じていました。人口減少が進む地方で低価格訴求によって車検台数を追い求めていくことについてです。いわゆる「60分車検」や「9800円車検」といった薄利多売のモデルは、台数をこなせばこなすほど、現場の負担が大きくなるんです。代車はどんどん増え、常に人員確保に追われる。なのに利益率は上がらず、何より「従業員の幸福度」が下がっているのではないかと。そこでナカノオートのブランディングを浸透させるための活動を続けながら、FCを脱退するための準備を始めました。会社のリソースを新店舗に集約しナカノオートとして地域に根ざす企業を目指しました。サテライト店の閉鎖、短時間車検を廃止し1日車検へ一本化などをしながら、会社の理念をまとめ理念に共感してもらえる方を採用するように組織を変えていきました。地域と顧客とのつながりを大切にし、付加価値を上げ、社員の幸福度を大切にする。自分たちの会社が本当に目指すべきゴールへと、大きく舵を切ることにしたんです。

3. トラック事業の強化と法人顧客の地元開拓

県外から地元へ。地域に根ざしたビジネスモデルの構築を進めています。新工場には、これまで対応できなかった大型トラックの整備も可能にするための最新設備を導入しました。そして、その戦略を実行するために不可欠な「人」への投資も積極的に進めています。また会社の永続的な発展を見据えたとき、「地元法人顧客との繋がりが弱い」という課題が浮かび上がります。新工場への移転を機に、今こそ地域に深く根を下ろし、個人のお客様や地元の企業様と共に歩むビジネスモデルも育てながら、創業以来大切にしてきた「お陰様」の精神を、地域社会へと還元していければと思います。

4.継承と革新 ― 父から受け継いだもの、私が築くもの。

社長になったばかりの頃は、その本当の意味が分かっていませんでした。転機になったのは、社員から「社長は信頼できない」という厳しい評価を受けた「360度評価」です。本当にショックでしたね。そこから、父が社員をどう見て、どう考えていたのかを自分にインストールする「憑依(ひょうい)作業」を始めました。私が勝手に「父の目玉をはめる」と呼んでいるのですが、対話を重ね、父の価値観を必死で学びました。その価値観を社内に共有するため、今も週2回のコラム発信を続けています。一方で、私が全社員の前で話すのは年に数回だけ。あえて少し距離を置くことで、社員が自律的に動ける組織を目指しているんです。物理的な距離はあっても、考え方の距離は近くありたい。そのための努力を、これからも続けていくつもりです。

従業員・お客様・取引先のすべての利害関係者が家族

「家族にそんなことするかな?」が判断基準

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移転と同時に目指した「最適解」〜 お客様の「安心」と「満足」とは何か? 〜Where is the optimal solution?

Q1.EBE選択の理由は?

Answer1.

お客様にもっと寄り添うため。

車検FCからの脱退と移転を通じて目指したのは、付加価値を上げることでした。車検の価格設定を上げてよりご満足いただける体験を提供しながら、基盤代替活動を推進するために、もっと顧客に寄り添う時間を増やす必要がありました。店内でお待ちいただく間に、生活の変化についてや車との関わりについてお話し伺いしながら、代替タイミングなどを把握し、よりよい車のある暮らしをご提案をしたかったのです。「PC作業の時間を減らし、店内のお客さまに向き合う時間を増やす。」そのために「効率化」と「見える化」がテーマでした。

店舗運営から顧客対応まで「全体最適」を実現するために注目したのが、PMCや車検プラスといったツールです。例えば、お客様がご来店された瞬間にナンバープレートでどなたか把握するシステム。店内の誰がどのお客様を担当しているか一目で分かるテーブル管理。そして、工場の工数を減らし、手書き作業をなくすことで、車検の進み具合をお客様にも「見える化」する仕組み。これらが、私たちの基幹システムであるEBE(イーバ)と上手く連携できるかどうかが、非常に重要なポイントでした。正直にお話しすると、この導入はトップダウンで進めました。現場への事前のヒアリングは、あえて行わなかったんです。なぜなら、まずは会社として目指すべき新しい「型」をしっかりと作り、その上で現場の意見を反映させていく方が、変化のスピードは速いと判断したからです。私が責任を持って、この改革を推し進めるという覚悟の表れでもありました。

Q2.EBEの気に入っている点は?

Answer2.

サポートと柔軟性です。

EBE(イーバ)を気に入っている点はたくさんありますが、一番は現場の運用に「シームレスに連携」できることです。よくあるDMシステム、テルコール、現場のシステムがバラバラではなく、すべてが一体で動いてくれる。この点が、他社にはない大きな魅力でした。また、導入して終わりではない「アフターフォロー」の手厚さと、将来を見据えた「拡張性」も高く評価しています。今もコンサルの方に入っていただき、複数のプロジェクトを同時に進めてもらっていますが、このサポート体制は本当に心強いですね。世の中では営業のオンライン化や集中コールセンターがトレンドですが、私たちはスマートフォンのように「はい、どうぞ」とパッケージを渡されるだけでは、会社ごとのスタイルに合わないと考えています。本当に大切なのは、現場に寄り添ってくれる支援体制です。困ったときに駆けつけてくれるという安心感が、私たちにとっては非常に重要なポイントでした。

Q3.EBEのシステムに問題はありますか?

Answer3.

慣れの問題ぐらいですね。

移転前は別のメーカーを使用しました。機能や操作的な問題を感じたことはありません。強いて言えば「慣れ」の問題ですね。ただ困った時の対応も早くて助かりますし、また他の業者との連携にも親身に対応してくる・・・大変だと思いますけど。

ナカノオート様の明るく開放的な新店舗の待合スペース
お客様に分かりやすく料金を明示した、壁掛けの大型車検料金表ポスター

🔴 10の言葉より「見える化」

明るい店内の壁には、誰にでも分かりやすい料金をポスター形式で掲載している。

待合スペースのモニターに表示されたEBEの「車検プラス」。作業進捗がリアルタイムでわかる。

🔴 自分の車検状態が見える

EBE(イーバ) + 車検プラスとの連動で車検ラインの状態がお客様の席から確認できるのも安心のポイントといえる。

テーブルに置かれたナカノオート独自のサービス内容と料金がわかるオリジナルカタログ

🔴 自社オリジナルカタログ

お待ちいただくお客様のテーブルには、自社で独自発行している料金冊子がある。これにより車両販売から車検に至るまで料金が見える化されている。

お客様への感謝を伝える、手書き風の温かいメッセージカード

🔴 メッセージカード

社内幹部を連れて都内の青山へ。ある企業が行なっていたメッセージカードに影響を受け、すぐに取り入れた。

観葉植物が置かれリラックスできる雰囲気のナカノオート社員専用休憩スペース

🟢 スタッフ専用休憩所

ナカノオート店舗エントランスに置かれた、お客様への歓迎メッセージボード

🟢 エントランスでお客様へのメッセージ

「心」をモチーフにした、温かみのあるデザインのナカノオートのロゴマーク

🟢 ロゴマークは「心」をモチーフに

よりそうシステム、繋がる未来。

〜 利用店舗様のご紹介 〜

導入事例:ナカノオート様File no.1|Nigata / Nagaoka

日本有数の米どころ、新潟県。どこまでも続く田園を黄金色に染める稲穂の波は、まさに圧巻の風景です。豊かな雪解け水が育んだお米は一粒一粒が輝き、そこから生まれる銘酒は芳醇な香りで人々を魅了します。この大地の恵みは、実直で丁寧な仕事を尊ぶ新潟の気質そのもの。そんな米どころの心意気が、人々の暮らしにも温かく息づいています。今回は新潟県長岡市にあるナカノオート様をご紹介します。

導入事例:光建自動車整備様File no.2|Aomori / Hirosaki

日本一のりんごの産地、青森県。秋にはたわわに実った真っ赤なりんごが大地を染め、夏の夜空を焦がすねぶた祭りの灯りは、人々の心を奮わせます。厳しい自然の中で丹精込めて育てられたりんごは、甘みと酸味の調和がとれた極上の一品。そして、魂を込めて作り上げられる勇壮なねぶたは、短い夏に情熱を爆発させる人々の気概の表れです。今回は青森県弘前市にある光建自動車整備様をご紹介します。

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